インプレス[ビジネス]ムック エンジニアが知っておきたい思考の整理術 複雑な情報を【理解する】【伝える】テクニック
インプレス / 2023年12月18日 / 全223ページ
本書は、ITエンジニアが業務で得たさまざまな情報を整理して、きちんと「理解する」、そして他者にわかりやすく「伝える」ための方法――思考の整理術について解説します。業務で得た情報をうまく整理するコツを知りたい、「わかりやすい報告」を作成する方法を知りたいなど、情報整理や報告/文書作成のスキルを身につけたい方にぜひご一読いただきたい一冊です。
目次
- 本書情報および正誤表のWeb ページ
- はじめに
- 読者対象本書の構成
- 目次
- 第1章 整理されていない情報はわかりにくい
- 「部下の報告書がわかりにくい」と悩む上司たち報告書がわかりにくくて読むのがつらい
- 実例 全体像がわからないトラブル報告
- ロジック図解とピクチャー図解
- 1-2 情報整理とは思考を整理すること
- 1-3 ロジック図解は図解しないときも役に立つ
- 図解することによって情報を整理する?
- 「頭の中で情報整理」する思考の動きを追う
- 1-4 「情報整理」とは何なのか
- 思いつくままに書いた文章は乱雑情報整理とモノ整理の基本は共通
- 1-5 報告書の添削を続けたらクオリティが向上する
- 1-6 ベタ書きの文章と無分類の箇条書きには要注意!
- 要約構造パターンを考える
- 人に見せて意見を聞き、取り入れる
- 1-7 要約と構造化の徹底を図る
- 分類並列順番の構造を探せ
- 本書情報および正誤表のWeb ページ
- はじめに
- 読者対象本書の構成
- 目次
- 第1章 整理されていない情報はわかりにくい
- 「部下の報告書がわかりにくい」と悩む上司たち報告書がわかりにくくて読むのがつらい
- 実例 全体像がわからないトラブル報告
- ロジック図解とピクチャー図解
- 1-2 情報整理とは思考を整理すること
- 1-3 ロジック図解は図解しないときも役に立つ
- 図解することによって情報を整理する?
- 「頭の中で情報整理」する思考の動きを追う
- 1-4 「情報整理」とは何なのか
- 思いつくままに書いた文章は乱雑情報整理とモノ整理の基本は共通
- 1-5 報告書の添削を続けたらクオリティが向上する
- 1-6 ベタ書きの文章と無分類の箇条書きには要注意!
- 要約構造パターンを考える
- 人に見せて意見を聞き、取り入れる
- 1-7 要約と構造化の徹底を図る
- 分類並列順番の構造を探せ
- グループ化、徹底的にしてますか?
- 1-8 頻出する同じパターンを応用しよう
- 職場に特有のパターンを自力で発見しよう
- まとめ
- 第2章 長文の整理はカテゴリーとサマリーから始めよう
- 2-1 すべての報告書を3行に要約せよ
- 2-2 「要約」を作る鍵がカテゴリー&サマリー
- 「要領よく要点をとらえた報告」はどうすればできる?
- 2-3 カテゴリーには具体性がなく、サマリーにはある
- 2-4 サマリーの役割は未知の情報を確定させること
- 2-5 文章ではカテゴリーが省略されやすい
- まとめ
- 第3章 複雑なつながりのある話題はグループパラレルシリーズを考えよう
- 3-1 複雑な情報には必ず「構造」がある
- なぜIT 分野の図解利用は不十分?
- とにかく単純な構造に注目しよう3-2 最も単純な構造はグループパラレルシリーズの3種類
- 3-3 なぜ「同種情報のグループ」を見つけなければならないのか
- グループ化できるような共通点が見つからなかったら?
- グループを表す「形」は問題ではない
- 3-4 表形式に見えないパラレル構造
- ロジック図解では表に見えない表形式が多用される
- 手順書だからといって手順を1 つずつ見ていくとは限らない
- 小分けして整理した情報は読者が考えるために便利
- 3-5 順番を明示するシリーズ構造
- 目的を特定できない場合はどうする?
- 順番を図示する方法のいろいろ
- 3-6 ロジック図解の基本はグループパラレルシリーズ(GPS)
- まとめ
- 第4章 ロジカルシンキングの基本を知っておこう
- 4-1 そもそもロジカルシンキングとは?
- 一般法則がわかる問題とわからない問題
- 論理的思考で使われる情報整理手法
- 「答えはわかるが説明できない」を解決する「問い結論行動」の構造
- 因果関係独立事象従属事象
- 考察プロセスが複雑になったらロジックツリー化しよう
- ツリー構造でなければならないのか?
- 論理的ではない主張とは?
- 論理的な主張は間違いがあっても修正しやすい
- 4-2 ロジカルシンキングは効率よくハズレを引くための手法である
- 論理的に考えても正しい答えは出ない実世界では「法則があるけどわからない」場合が多い
- 論理的に考えれば「効率よくハズレを引く」ことができる
- 適度なハズレ率で探索検証をするのが望ましい
- 「明らかな間違いに早く気がつく」とは?
- 結局のところ、全体を把握できるかどうかがキモである4-3 ロジックツリーとMECEの基本と意義
- 問題解決のための原因分析にロジックツリーを使う
- ロジックツリーの作り方MECE =「ダブリなく、かつ、モレなく」をどこまで追求する?
- うまくMECEにならないときこそ、問題理解を深めるチャンス
- まとめ
- 第5章 「報告」系文書を整理するときのパターン
- 5-1 単純な「報告」にはどんな種類の情報が含まれる?
- 5-2 「結論から話す」ことができない理由とは?
- 仕事の流れを部下に伝えていない
- 心理的安全性がない
- 部下に「情報を整理してまとめる」習慣がない
- 5-3 状態トリガーアクシデント損害のパターン
- 複雑な因果関係を表現する
- 5-4 しくみ事象対処のパターン
- 「しくみ」は「手順」ではない
- 「対処」と「対策」を区別する場合もある
- 5-5 IAEJのパターン
- カッチリ固まった手法ではないのでアレンジしよう5-6 目的方針のパターン
- まとめ
- 第6章 「企画提案」系文書を整理するときのパターン
- 6-1 「企画提案」系文書の特徴
- 「6W2H」の考え方も参考に
- 目標と成果の違いは?6-2 PREPパターン
- 6-3 FABEパターン
- まとめ
- 第7章 「教育」系文書を整理するときのパターン
- 7-1 「教育」系文書に多い「条件+指示」パターン
- 指示理由のパターン
- 7-2 Case-Measureパターン
- Case とMeasure、どちらが重要?
- 7-3 事実解釈方針影響のパターン
- まとめ
- 第8章 「問題解決」に役立つ情報整理の考え方
- 8-1 問題解決のプロセスを考えよう
- 静的構造と動的構造を区別する
- 人間は「いつもと同じもの」には意識が向かないもの8-2 目的目標方針施策を区別する
- 目標を立てると方針と施策を決められる
- 8-3 戦略と戦術を区別する
- 現場から遠い人間は「戦略決定」の重みを知らないことがあるその選択が持つメリットデメリットを念入りに説明しよう
- 8-4 問題障害原因を区別する
- まとめ
- 第9章 図解するためのビジュアルデザインの基礎知識
- 9-1 図解とは絵を描くことではない
- 人の顔を描いてしまう
- アイコンや写真を使ってしまう装飾過多スペース過多
- 9-2 代表的な図解手法は4種類
- 9-3 アクセントカラーとメインカラーを考える
- 9-4 基本のフォントの選び方
- 「見せる」ゴシック、「読ませる」明朝
- MS ゴシックよりも游ゴシックまたはメイリオ
- 「読ませる」はずの明朝体が実は読みにくい?
- 読みやすいほど理解が進むとは限らない?
- ジャンプ率を踏まえてフォントサイズを決める
- まとめ
- 第10章 「文章」を仕上げるときの注意事項
- 10-1 段落区切りは字下げか空行か
- 10-2 同語反復は避けるべきか
- 10-3 行頭インデントと行末折り返しの正しい作法
- 10-4 いつでも図解が最適解なわけではない
- 表形式の情報をテキストで伝える方法
- ツリー構造をテキストで伝える方法
- 入り組んだ参照関係をテキストで伝える方法
- 10-5 漢字の使いすぎと1文の長さに注意
- まとめ
- あとがき
- 索引Index
- 著者紹介
- 奥付
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