今、デンマークに多くのデザイナーやデザイン関係者が魅かれ、集う。イギリスから、ドイツから、日本から。大きな展示会があるからでも、権威ある学校があるからでもない。多くの人が、新しいデザインの風や、心地良く満ちた活気を感じ取っている。その根底にあるのは、今を楽しみながら未来を軽快に先取る視点。屋根をスキー場にしたゴミ焼却場のコペン・ヒルや、街中で誰もが垣根なくデザインを楽しめる3days of design——サステナブルであることはデンマークではもはや当たり前のこと。サステナブルな取り組みを超えて、どう暮らすか? どう社会をつくるか? という深い視点にシフトしている。最新のデンマークデザインからその視点を学び、デザインのこれからを考えるヒントを探る。