化学 2024年1月号
化学同人 / 2023年12月18日 / 全64ページ
ナノテク、バイオ、環境など今話題の研究は、もとをただせば原子と分子の世界、つまり化学です。21世紀の化学はさまざまな周辺領域に広がりながら新しい学問を生みだし続けています。本誌は、第一線で活躍する研究者が解説した「注目の論文」や「最新のトピックス」をはじめ、研究に役立つスキルの向上を目的とした連載講座、研究者自身の人柄や研究姿勢などをテーマに独自の切り口で編集した記事を多数掲載。「内容は高く、表現はやさしく」をモットーに、化学のおもしろい情報と話題を提供します。
目次
- カガクへの視点 未来を担う子どもたちへのカガクの種まき ●安藤敬子
- 〔新春特集〕持続可能な開発目標のもっと先へ達成するための化学的アプローチ
- 〔新春特集①〕アルカリ性不良土壌での農業を可能にする次世代肥料 ●難波康祐
- 〔新春特集②〕フ ードロスを減らす固体触媒 ●福岡 淳
- 〔新春特集③〕体内創薬研究所設立のススメ――副作用のないがん治療を届けるために ●田中克典
- 〔新春特集④〕ありふれた物質と光エネルギーで水を浄化――物質循環で光触媒が輝く未来 ●勝又健一
- 〔新春特集⑤〕安心安全な道路舗装のためのアスファルトリサイクル技術の開発 ●高橋 修
- 〔新春特集⑥〕「有機王水」を用いる近未来の錬金術――より持続可能な方法で貴金属を製錬する ●松野泰也
- 〔新春特集⑦〕プラスチックを置き換えるシリカコーティング技術――紙製品の耐水性向上と文化財への応用 ●星野玲子・廣井善二・岩宮陽子
- 〔連載〕化学つれづれ草(81)イノベーション・ボックス税制とは ●田中一義
- 〔連載〕数理・データサイエンスの実践トレーニング(9)データが示唆する未来 ●落合洋文
- 〔解説〕固体結晶中にあるイオンまわりの水分子の挙動――水分子を用いた材料開発の新たな設計指針を提案 ●嶋田 仁・菅原 武・平井隆之
- 〔解説〕人工的につくりだしたペプチドの立体ジッパー――金属の自己組織化によって面と面で密に噛み合う構造を実現 ●澤田知久
- 化学ナンバープレイス
- 〔連載〕我が研究の源流(5)二次電池の研究はここから始まった! ●山田裕貴
- 〔解説〕火災ガス中毒の特効薬hemoCD-Twinsとは?――人工血液の候補化合物から生まれた新たな可能性 ●北岸宏亮
- 新刊紹介
- 〔注目の論文〕水を水素源としたアルケンの水素化反応ハイエントロピー酸化物の電極触媒活性超長寿命な電気化学発光セルの開発単分子磁石の新たな設計指針
- 〔最新のトピックス〕地政学的リスクをいかに最小化するか?カウンターアニオンを包み込むキラル有機分子水と木と大気だけで電気を起こす今なお進化するBuchwald 配位子
- 化学掲示板 新聞に載った注目記事(11月)
- カガクへの視点 未来を担う子どもたちへのカガクの種まき ●安藤敬子
- 〔新春特集〕持続可能な開発目標のもっと先へ達成するための化学的アプローチ
- 〔新春特集①〕アルカリ性不良土壌での農業を可能にする次世代肥料 ●難波康祐
- 〔新春特集②〕フ ードロスを減らす固体触媒 ●福岡 淳
- 〔新春特集③〕体内創薬研究所設立のススメ――副作用のないがん治療を届けるために ●田中克典
- 〔新春特集④〕ありふれた物質と光エネルギーで水を浄化――物質循環で光触媒が輝く未来 ●勝又健一
- 〔新春特集⑤〕安心安全な道路舗装のためのアスファルトリサイクル技術の開発 ●高橋 修
- 〔新春特集⑥〕「有機王水」を用いる近未来の錬金術――より持続可能な方法で貴金属を製錬する ●松野泰也
- 〔新春特集⑦〕プラスチックを置き換えるシリカコーティング技術――紙製品の耐水性向上と文化財への応用 ●星野玲子・廣井善二・岩宮陽子
- 〔連載〕化学つれづれ草(81)イノベーション・ボックス税制とは ●田中一義
- 〔連載〕数理・データサイエンスの実践トレーニング(9)データが示唆する未来 ●落合洋文
- 〔解説〕固体結晶中にあるイオンまわりの水分子の挙動――水分子を用いた材料開発の新たな設計指針を提案 ●嶋田 仁・菅原 武・平井隆之
- 〔解説〕人工的につくりだしたペプチドの立体ジッパー――金属の自己組織化によって面と面で密に噛み合う構造を実現 ●澤田知久
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- 〔連載〕我が研究の源流(5)二次電池の研究はここから始まった! ●山田裕貴
- 〔解説〕火災ガス中毒の特効薬hemoCD-Twinsとは?――人工血液の候補化合物から生まれた新たな可能性 ●北岸宏亮
- 新刊紹介
- 〔注目の論文〕水を水素源としたアルケンの水素化反応ハイエントロピー酸化物の電極触媒活性超長寿命な電気化学発光セルの開発単分子磁石の新たな設計指針
- 〔最新のトピックス〕地政学的リスクをいかに最小化するか?カウンターアニオンを包み込むキラル有機分子水と木と大気だけで電気を起こす今なお進化するBuchwald 配位子
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- 編集室から
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