CONFORT 2022年10月号
建築資料研究社 / 2022年09月05日 / 全138ページ
白ほど、幅の広い色はないのではないでしょうか。
赤、青、緑、黄色……。白のなかには、そのどの色もあるように思えます。
そして、どの白を選ぶかで空間の密度を変えるような、力のある色です。
穢れのない神聖なイメージがあり、日本らしい印象も感じます。
一方、素は素材そのものの表情を表します。
素木を「しらき」と読むなど、しろいことを意味する字でもあります。
自然素材などの均一ではない質感や、
微妙なゆらぎのある風合いに、私たちの心は掴まれる。
だからこそ、素は組み合わせかたで、
空間をプラスにもマイナスにも変えてしまうかもしれません。
それぞれの素の個性を知ることがたいせつです。
どこか日本的であり、どこか未来を感じさせる。
そんな白と素について、考えてみました。
赤、青、緑、黄色……。白のなかには、そのどの色もあるように思えます。
そして、どの白を選ぶかで空間の密度を変えるような、力のある色です。
穢れのない神聖なイメージがあり、日本らしい印象も感じます。
一方、素は素材そのものの表情を表します。
素木を「しらき」と読むなど、しろいことを意味する字でもあります。
自然素材などの均一ではない質感や、
微妙なゆらぎのある風合いに、私たちの心は掴まれる。
だからこそ、素は組み合わせかたで、
空間をプラスにもマイナスにも変えてしまうかもしれません。
それぞれの素の個性を知ることがたいせつです。
どこか日本的であり、どこか未来を感じさせる。
そんな白と素について、考えてみました。
目次
- 特集 白と素
- ゆるぎない白 千駄ヶ谷の家具(東京都渋谷区)
- ニュアンスのある白の建材
- 素材感がつくる生き生きとした空間 case 1 漂う雲を受けとめる大地のように
- 素材感がつくる生き生きとした空間 case 2 偶然性がつくるゆらぎを設計する
- 素材感がつくる生き生きとした空間 case 3 書にふさわしい場を手塩にかけて育てる
- 物語のある素材で紡ぐ、現代の「和」
- 木の力がつなぐ、マナーハウスの過去と未来
- 白くてきめ細やかなメープル
- インテリアの革 小事典
- “空” から芽ぐむ 離岸 GALLERY & CHANOYU(東京都世田谷区)
- MONOMIRU 話題の製品をピックアップ
- FOCUS 素材を大切にする北欧と日本の住まいづくり
- 寄り道! ニッポン家具産業史 第1回 新橋が家具の町だったころ
- ケンチク学ビバ vol.49 法政大学 現代福祉学部 福祉コミュニティ科 教授 水野雅男
- 実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第42 回 船橋市・登録有形文化財の解体 創業100 年 玉川旅館を記録する
- CONFORT NEWS
- REVIEWS & REPORTS
- 特集 白と素
- ゆるぎない白 千駄ヶ谷の家具(東京都渋谷区)
- ニュアンスのある白の建材
- 素材感がつくる生き生きとした空間 case 1 漂う雲を受けとめる大地のように
- 素材感がつくる生き生きとした空間 case 2 偶然性がつくるゆらぎを設計する
- 素材感がつくる生き生きとした空間 case 3 書にふさわしい場を手塩にかけて育てる
- 物語のある素材で紡ぐ、現代の「和」
- 木の力がつなぐ、マナーハウスの過去と未来
- 白くてきめ細やかなメープル
- インテリアの革 小事典
- “空” から芽ぐむ 離岸 GALLERY & CHANOYU(東京都世田谷区)
- MONOMIRU 話題の製品をピックアップ
- FOCUS 素材を大切にする北欧と日本の住まいづくり
- 寄り道! ニッポン家具産業史 第1回 新橋が家具の町だったころ
- ケンチク学ビバ vol.49 法政大学 現代福祉学部 福祉コミュニティ科 教授 水野雅男
- 実測野帳は語る たてものとの対話と旅 第42 回 船橋市・登録有形文化財の解体 創業100 年 玉川旅館を記録する
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